2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
さて、前回の記事の続きを書いていこう。 junjacques.hateblo.jp 前回の記事の話を要約する。記事を書き始める前に見つけた三島由紀夫のインタビュー映像から、私は、『シーシュポスの神話』が書かれた背景には、戦争を背景にした身近な人の死と、のうのうと…
『シーシュポスの神話』を読み、いつも通り、さてどんなことを書こうかと考えていたところ、今日、こんな動画に出会った。 www.youtube.com 生前の三島由紀夫のインタビュー映像である。この映像の中で、三島は、敗戦の詔勅を親戚の家で聞いたとある。聞いた…
読んできた本について、自分の言葉で語れるものについてはぼちぼち書いてきたが、たまには、読むのをやめた本について書いてみるのもおもしろいかもと思い、記事を書いてみる。 ただ、なにせろくに読まずにほっぽりだした本について書くので、内容のあること…
タイトルと中身と主張が合っていない。それでいて一冊の本としてまとまってしまっている。そういう不気味な一冊が、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆、集英社新書)という本なのだ、というのが、まず私が述べたいことである。 タイトルは…
ジョルジュ・バタイユの『文学と悪』を楽しく読んでいる。読んではいるが、バタイユが置かれていた状況をもう少し知りたい、そう思い、『戦後フランス思想』(伊藤直、中公新書)を手に取った。バタイユ個人の、いわばタテの流れは『バタイユ入門』と『バタ…